2015年11月26日木曜日

初のハーフマラソン参加

メキシコに来てあと一月ほどで7年になるのだが、こうしてブログ読み返してみると色々な事に手を出し続けいるなと。
ただその時の、興味や環境〔家族がまだ来ていなかったりとか〕また知りあった友達との共通の趣味とかで休日の過ごし方が大きく異なるものて、決して飽きっぽいということはそんなにないという言い訳はさておき、前回出場した15kmマラソンで痛めた靱帯も一月ほどで何とか治り、次の目標としてハーフマラソンに出ようということを決意したのである。
ただ一人では流石に寂しくなり、休日のたびに10kmマラソンに出場されている先輩を飲み会で口説き落とし、無理やりエントリーさせてしまった。



前回、大会前に二日間連続連続し、しかも直前に14kmも走って結果、右足に痛み抱えて走り切るという自爆行為をした反省で、今回はとにかく無理しない、、という事を意識、例えば二日間連続では走らないとか、あと前週は意識して炭水化物取るとか、前日は大好きな酒は飲まずに早く就寝するとかを心がけ、安全第一で臨んだのであった。

さてこの大会であるが、メキシコ政府保健省が主催するもの。なのでネットでは、国主催イベントなのに参加費取るとは何事だみたいな書き込みが多かったがどこの国でも政府が何かしたら文句を言う人はいるものだ。


ただ、このウェアのデザインと、キットに入っていたクノールスープと乾燥パスタは走りながら飲み食いするわけにもいかずいかがなものかと思ったぞ。
あと親方日の丸なのは共通しているようでゼッケンの事前配布先が案内がほとんどなく、場所管理していた警備員に聞いて始めて分かった次第であった。

さて当日である。スタート一時間まえはまだ日も昇らず、しかも小雨が降っていた。準備中のスポンサーの宣伝ブースで雨宿りさせてもらったが特に文句もなく入れて貰えるのがこの国のいいところ。



少し寒いが日も昇り、雨も幸運にも止み、スタートラインに位置する。国歌斉唱のあとスタート。

意識して最初は抑え気味で走るも前方のランナーを避けているうちにスピードがどうしてもアップしてくる。4kmを過ぎた頃からか、以前よく車で通っていた長い坂道にかかる。もちろん今度は走っているのは自分の、足なので次第にキツくなり、今更ながら「俺は何でこんなアホな事してるんだろう」というネガティヴシンキングで、頭が一杯になった。
結局、5km過ぎでガマンできす、坂道を歩いて上ることになる。
後ろから抜かしていく女性ランナーさん達から頑張れ、と激励、いや怒られながらとりあえず折り返しのある6kmぐらいまで歩いて上る。
その後、上りが長かった分、下りの距離もあったため楽にスピードアップし、タイムを取り戻す。 以降辛かったら無理せず休み、下り傾斜で走る省エネ?戦略に切り替える。〔お世辞にも戦略などと言えるものではないが〕
それでも前回踏破した15km過ぎるとバテ気味になり、ご老人ランナーにも追い抜かされおまけに励まされる、もとい怒られる。
18km過ぎからはもう必死になって完走だけ考えていた。今回はうれしいことに家族もゴール地点で待っていてくれていた。
ゴール直前の必死な表情(笑)


こうして初のハーフマラソン、終わってみたらタイムも、二時間丁度で普段の流し練習のペースが維持できていた。ただ途中坂道や給水所でのスタミナ切れは反省点で、次回までの課題かなと。しばらくはハーフでのタイム向上を目指し、倍のフルマラソンは当面先にしたい、というか考えられんというのが正直な感想である。

でも駐在中にシティーフルマラソン出たいなあとも夢見ている今日この頃であるのだ。

(おまけ)
今回くだり坂でスピードアップしたせいか、今度は左膝が痛くなる。しばらくまた安静かなとも思っていたが、知り合いの日本食レストラン女性シェフの方からAlka Seltzer を勧められた。水に溶かして飲む錠剤タイプだがなんと2日ほどで痛みが治まってしまった。次から運動する前に飲むとより効果があるとか、、

靭帯を痛めてしまった・・・

さてこの前の記事で書いている人生初のマラソン大会参加でどうやら右足の靱帯を痛めてしまったようなのである。
大会完走したものの、普通の歩行もままならず、不覚にも1日休みを取って病院でみてもらったのである。
知り合いの日本人の先生にアポをいれ、症状とマラソン出たことはなすあ、「◯◯さんももう若くないんだからさあ」(ちなみにこの先生、当方よりずっとご高齢)と呆れながらもまずは痛み止めの注射、そしてテープを脚にぐるぐる巻きにしてもらう。あと日本のバンテリンににた塗り薬などを教えてもらい、まずは一週間様子を見る。困ったのはシャワーの時で、テーピングしているところは濡らしてはいけないらしく、サランラップで毎回周りを巻いてから行水する羽目にぬる。片足痛くてただでさえバランスとるの大変なのに、ちょっとした罰ゲーム受けている感覚であった。

一週間後、再度同じ先生にみてもらう。病院休みに関わらず時間取っていただいたが、診療室の外鍵忘れたとかで受付カウンターにヒョイと飛び乗った先生を恨めしそうな目で見る我輩。
この日は針も打ってもらった後、サポータ代わりになるかたい靴下をつけてもらう。どうやらこれで無理な負荷が掛かるのを抑えれるのだそうだ。

もちろんしばらくは走りもなし。ただ三週間も休むと痛みもかなり引き、まずはウォーキングから再開、これも一週間ぐらいしてスロージョギングにあげ、一月半程でまた走り再開できるようになった。
まあ、今回は幸運だったのだろう。ネットで調べると、ずっと痛みを引きずられている方もおられるようだ。

やはり無理せず怪我のなりランニングを続けたいと思った。

2015年9月7日月曜日

メキシコシティでのマラソン大会

前回ジョギングの事を書いたのですが、今回思い立って
マラソン大会に出場してみることにしました。
といってもまだ走り出して半年未満のジョギング歴、いきなり
ハーフマラソンとかは辛いのでまずは普段走っている距離より
少しだけ長い15kmマラソンに挑戦してみました

マラソン大会の情報をシティで入手するのはいくつか方法があり
たとえば雑誌 Runners World Mexico Edition の記事や広告にも
出ていますが、あと各大会の運営にも関わっているAsdeporte の
サイトを見れば毎月のようにどこかで大会が行われているのでチェック
してもいいと思います。

私はここに出ていたTune Up Banorte Chapultepec 2015 という
大会に出てみることにしました 
15Kmと26Kmがあります
サイトに入り、'Inscribete'と書かれたリンクへ入り、必要事項を登録、
またクレジットカード経由で参加料を振り込みします
(この大会は453.00Peso(約3千円)でした)。
しばらく音沙汰がなかったのですが大会1週間前ぐらいから頻繁にメールが来て
まずは参加に必要なパッケージの受け渡しの案内があります


登録場所はスポーツショップの店内でした
もらえるのはウェア、ゼッケン、ICチップ(タイム計測用)、サービス
で水飲み用のボトルや軽食も入っていました。

チップはシューズにくくりつけます
受付にいたお兄さんが親切な人で当日の集合場所の地図を手書きで
書いてくれたりその他の注意事項を親切に教えてくれたので心配なく
参加できました。

前日、ウォーミングアップがてら7−8Kmほど流しました。
その際に右アキレス腱のあたりや左ふくらはぎに痛みを感じ少し
不安だったのですがまあなんとかなるでしょうと痛み止め飲んで
参加することにしました。

当日7時スタートのところウォーミングアップ等もあるので1時間
前に集合と言われました。前回記載したとおりシティの大通りの一つ
であるReformaは日曜日通行止めになるので、タクシーで直前まで
乗り付けたところ、他のランナーも到着しだしていたので一緒に集合
場所まで歩いていきます

意外なことに(?)時間通り手際よく準備されている


ウォーミングアップの見本を見せるお兄さん 結構ハードでした
スタート前、だいたいの予想スピードごとでグループ分けされて
おりそこからスタート。その頃になると司会者も煽り盛り上がって
きます


コースはReforma通りと隣接するChapultepec公園内を周り再度Reforma通りを
折り返してくるパターン 当方は3kmぐらいまでは1Km5分と結構ハイペースで
走れたものの、その後にまず左ふくらはぎに痛みを感じ、ペースダウン。そのうち
右アキレスも痛みを感じ出したので大幅にペースを落とし、もうスピードではなく
意地での完走を目指しました


おかげさまでなんとか完走
自宅のライブストリーミング中継を見ていた家族からはガニ股ポーズで
すごい形相でゴールしたとのこと。でも当人はそれどころではなく
なんとかゴールした(ランニングウォッチ確認したらキロ6分平均
でした)という感じです。


完走者はメダルがもらえる。結構うれしかったりする
そんな状態になってもゴールできると結構うれしかったりする
周りからおめでとうと声がけしてもらい、かつドリンク、果物、
ピザなどがたべれる。希望者は無料のマッサージサービスも受けれたり
するのだが大半がスポンサーの提供だったりボランティアの方の活動
だったりするそうである。

ただ無理がたたったので、当方は両足とも痛みがひどく、歩くのも
困難な状態になりました。
でもまたコンディションを整えて次はハーフマラソンに挑戦したいと
思います。

後日談
 靱帯炎症と筋肉疲労でした。もう若くないんだからと窘められました
 



2015年8月23日日曜日

メキシコシティでのジョギング

今年の4月、体重と腹が笑い事にならない状態になっていることに
気づき、かつ近所のジムも閉鎖されてしまったので、対策として
軽いジョギングから始めたのですが、時間の融通もつきやすく、また色々
関連アプリも出てきて楽しめるようになってきたので未だに続けています。

ただ会社から帰ってからだと時間が遅く疲れも抜けていないので、早朝に
起きて走っているのですが、いくら治安が良くなってきているとはいえ、
そこは外の国、朝5時から人通りやバスの運行、また警察の巡回の多い
かつ照明もあるInsurgentes通りという南北に長い通りの往復に終始
していました(これでも8−10Kmぐらいのコースは作れる)
(ちなみにメキシコの夏時間中 朝5時頃はまだ真っ暗です)

ただ土日はその制約もないので、朝7時ぐらいのスタート(それでもまだ
薄暗いが)で裏通りを抜け、いわゆる「観光地」と呼ばれる地域へジョギング
することにしたのでした

まずはInsurgentes通りを北上して

Sona Rosaという旧繁華街兼コリアンタウン、今はビジネス街へと変わりつつある
地域の通り Florenciaを抜け

シティといえば独立記念塔(El Angel,Independencia)

日曜日 午前中は東西に延びるReforma通りは自転車&歩行者天国
サイクリストやジョガー達で賑わう

ところで今日その歩行者天国になっているReforma通りでCDMX
(メキシコシティ)30mなるイベントを行っていた。どうもボール
持って体操するイベントのようだがそのあと30mでも走るんだ
ろうか

チャプルテペック公園の横、民俗学博物館前を横切る

この広い通りで車を気にせずジョギングできる幸せ!!

ハイアットリージェーンシー(旧日航ホテル)前。今日はここで折り返し

最後は文化的地区と呼ばれるCondesaを抜けて自宅へ戻る
ここも自転車レーンがあり、少なくとも車は入ってこないので楽

これでだいたい12−3キロぐらい

普段同じコースだと6−7キロぐらいで疲れてしまうのですが、週末だけでも景色を
帰るとこれぐらい走ってもまだ走れそうな気がしてくるから不思議です

メキシコシティで駐車違反を取られる

ラブルというものは何気ない日常の中で不意に訪れる。

ある平日の午前、シティでよく通っているお客さんの事務所近く
に駐車しようと場所を探した所、普段は空いていないスペースが
今日は空いており、しかもここに止めてくれとばかりに白い四角い
枠まで書いてあるではないか

というわけで極力丁寧に駐車し、お客様を訪問する
外は快晴、過ごしやすい1日になるなと機嫌よく車に乗り込もうとすると

やられた




よう考えたら四角い枠が書いてあるということは近くの駐車チケット販売機で
チケット買って見える位置に提示しないと最悪レッカーされるのが当たり前だが、
あまりに頑丈な車止めで笑ってしまった。
とにかく面倒なことになったなーということで
ワイパーに挟まっていた書類を見る

おっす、俺、サンチェス。切符買ってないから罰金だよ。勝手に車動かすなよ
俺、サンチェス。切符買ってないから罰金だよ。勝手に車動かすなよ
銀行は定時だけだけどコンビニは24時間払えます。開いててよかった銀行は定時だけだけどコンビニは24時間払えます。開いててよかった

まずは近くで空いていた銀行窓口でお姉ちゃんに支払いを頼む。
お姉ちゃん含み笑いしながら楽しそうに私のカードから罰金を支払い
大きなスタンプを2つ思いっきり押してくれた

そのあと書類に書いてある所に電話せいと。電話したら私の嫌いな
録音・選択電話(⚪︎⚪︎に用のある人はX番を押して、、という例のやつ)
よくわかんないから適当1番だけ教えていたらお姉さんが電話にでる
(お姉さんかどうかは電話なので確証なし。おばさんかもしれない)

「ナンバーは?」「$%^^++#¥¥」「えーとマツダの車ね」
「そうそう」「15分で係員が行くから待っててね」

15分ねぇ。まあメキシコに住んで6年、時間指定してもその通りに来たためし
なぞなし、まあ1時間以内に来たら正解かな、記念に15分後ちょうどにあたりの
写真でも取るかと思っていたら

サンチェス 参上
サンチェス 参上

電話かけて15分ぴったり(ちゃんと携帯の履歴で確認した)に到着し
ハンコの押された書類を確認したら、車止めの鍵開けてくれたよえらいよサンチェス。

そのあと笑って握手して別れたあとのサンチェスは、道の反対側に向かい駐車してある
他の車を覗き込み、車止めを着けれる次のカモを探していたとさ

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