2012年8月13日月曜日

ラ・パス(La Paz) 2012年8月

実はメキシコとは全く縁のなかった約13年前、スキューバで訪れたのがラ・パスだった。
特にメキシコに興味があったわけではなく、ただダイビング雑誌で掲載された、アシカが
吼えるように撮影者に突進してきた写真を見て「こんな写真いつか撮りたい」という憧れ
で、バハカリフォルニア州ラ・パスという場所への関心が芽生えたのであった。

伊豆通いで苦手な中性浮力の特訓をし、独身時代だったのを良いことに、30万円もする
カメラ&ハウジングを2年ローンで購入、当時はロス経由サンホセからバスに揺られて
到着した記憶がある。現地で出会ったアシカはとてもかわいく、そして写真も満足の行く
ものが撮れ、ダイビング歴の中でもBestの経験を味わえたのだった。

それから時は流れ、メキシコに仕事で漂着し、ラ・パスの事はいつも気にかかっていたものの
飛行機でなければ行けない場所であり、休暇でも取れない限り行けないだろうなと決めて
かかっていたが、試しに旅行社に問い合わせたところ、金曜晩10時発、日曜夕方での
帰着便があることが分かり、早速週末ダイビングの予定を組んだのであった。

で、ホテルに到着したのが夜12時ぐらい。(シティと時差1時間差。シティであればAM1時)。


ナイトクラブを併設している ホテル PERLA
部屋は清潔だったし、レストランも併設された便利なホテルだったが、西向きの部屋が何せ暑い。クーラーつけっぱなしで寝たが、部屋の壁自体が熱を帯びており、ほとんど眠れずに朝を迎えた。


朝食を取った後、朝8時にダイビングショップBaja Questの方(日本人のイントラさん)に迎えに来てもらい、そのままボートに直行。この日は日本人だけ3名でのダイビング。
もちろん事前のリクエスト通りアシカがコロニーを作っている Los Islotesへ。

港から1時間ぐらい。Los Islotes島



透明度は抜群、エンジェルフィッシュ系も飽きるほど見れる。
しかしなんといっても見所はアシカのコロニー。エントリー前から、そして水中でも鳴き声が聞こえ期待が高まる中、、、いたいた・・・・








繁殖期ということもあり大型のオスは警戒するようにダイバーの周りを泳ぐが、子供アシカは
ダイバー達に興味深々。海底で静かにカメラを構えていると向こうから近寄ってきてくれる。
世界中でもここまで人懐っこいアシカが見れるのはここぐらいではないか。

ついでにビデオも撮ってみた。






もちろんアシカだけでなく様々な魚が楽しめる場所なのである。この日は2本をここで潜り、
3本目のポイント、Coralidoに向かう。

結構 悪人顔(笑)したシグナルプレニー(右)


オレンジスロートパイクプレニー通しの喧嘩。右側が威嚇のポーズ。


ここでは1,2本目と異なり、プレニー同士の縄張り争いなどマクロ系の観察を堪能させてもらう。透明度の高い海水に明るい日差しのなか、フラッシュいらずの写真撮影が楽しめた。
下記はオレンジスロートパイクプレニー同士の喧嘩。



その後街に戻ったのが午後4時頃、食事を取ってナイトライフも楽しんで、、と思ったが前日から
の疲れが残り夕食後ホテルでバタンキュー。気がついたら10時間以上爆睡していた。
でも晩御飯のLangostino(イセエビ)うまかったー
BISMARKというシーフードレストランです。


日曜は夕方5時半以降のフライトになるので午前中写真やビデオの整理をし、それから
前夜に行けなかったラパス湾ビーチ沿いを散策する。




朝食を取った El Patron というレストランが雰囲気も眺めも気に入ってしまい、そこで昼食まで
取る。もちろんシティではあまりいただけないシーフードを満喫する。


ついでにスイーツも

わずか土日2日間だけだったけどすっかり満喫できる場所。もちろんまだ見に行けていない
ポイントもたくさんある。メキシコにいるうちにもう何回か通いたいと思わせる場所であった。

2012年6月30日土曜日

Veracruz 2012年6月

さて2012年7月1日は6年に一度の大統領選挙の日であるのだがまあそれはそれとして
外国人である私めは3ヶ月も海に行かないと禁断症状が出てきたので、メキシコ内の
日本人ダイビングメンバーの方々とVeracruzに潜りに向かったのであった。

他メンバーは車に分乗して、ドライブの苦手な私は前日夜発 ADOの長距離バスに乗って
それぞれ目的地に向かうことになった。

朝5時に到着、ホテルにEarly Check-in した上で、地元のショッピングモールでお茶をして
からメンバー行き付けのショップ Mundo Submarino へ向かう。




お店の人とおしゃべりしたり、海を眺めていたりするうちに他メンバーも到着。
着替えてボートに向かうと、季節柄、とても暖かい水温。期待が否応無しに高まる。
この日はちょっと遅めの午後ダイビング2本。




お昼のパンくず投げると群がる魚達・・




結構ウツボクンが多かった



イカさんに遭遇!!

2本目後半、夕方の5時にもかかわらず、浅瀬に向かうにつれ透明度や日照が増し、
かなり楽しめたダイビングになりました。

さてその日は皆でこれまだおなじみのレストラン Villa Rica に向かう。


で、当日は大統領選挙の前日。メキシコでは大きな選挙などがあるときには一斉に酒販売
禁止令が出される。普段はEasy Going Way なメキシコでもなぜかこの通達は厳しく守られて
いるようである。
しかし「明日輝泥酔隊」の別名を抱く我々はそのような公権力の弾圧にめげることはない。
ログブックやCカードは忘れても(→私だけですが)、バックに地元で販売されだしたばかりの
焼酎を持参するのは決して忘れないのであった。 
他メンバーもビール・ワイン等を持ち込みホテルで闇宴会を実施。それぞれの出身地に
まつわるディープな話などなど(後半あんま覚えていない(笑))で学生サークルのようなノリ
で深夜まで話込む・・・・・

翌日は朝から2本のダイブ。残念ながら一部メンバーはお疲れと、お仕事(!!)により
欠席。メキシコ人達とも同乗してポイントに向かう。






ブログ主以外の皆さん。
2日目は水温が暖かく潜りやすい反面、残念ながら透明度はイマイチ。
でも皆、カメラに洞窟探検にと思い思いの楽しみ方ができました。
皆で行くダイビングも楽しいものです。
幹事役 兼 ダイブマスター のHibariさん、お疲れ&お世話様でした!!


おまけ


シティへ戻る日、大統領選挙本番。長距離バス乗り場が投票券引換所になっていたようなの
ですが、そこを通過し、階段を上る人に大歓声。なんなんだろう(謎)・・・・




2012年3月24日土曜日

Cozumel (コスメル) 2012年3月

カンクンのちょっとはずれにある小さな島、でもここは透明度50-60mを誇る
世界でも有数のダイビングスポット。
メキシコ3連休直前に家族が日本帰ったのをいいことに行ってきました。

いつものごとく直前になって思いつく計画性のなさで、チケット予約したのが連休
1週間前。なんで行きの飛行機は直行便が取れませんでした。
そんでもって1回カンクンにて降りる。幸運にも空港から1時間に1回、ADOのバスが
出ており、まずはそれに乗ってPlaya de carmenに向かう。



1時間ほどして小さな街に到着。この時点で綺麗な空と海が広がる。
この場所はセノテ(洞窟)ダイビングでも有名なので1本だけでも、、、と思うが、朝でないと
その日は受け付けてくれないみたいである。(到着したのは11時ぐらい)残念だがまた
次回にしよう・・・



Playa de Carmenから高速フェリーで40分程度でコスメル到着。船着場は中心街すぐ近く
だがホテルは島の南で少し離れている。ダイビングは翌日を予定していたが、ホテルに向かう
前にとりあえずショップ(こちらでお世話になっている日本人イントラさんのご紹介)に挨拶だけ
でもしていこうか(12時過ぎぐらい)、、と寄っていったら「15分後にお客3人組と出発するが
お前も乗っていかないか、、」もちろんOK, 英国系3名さんと一緒に初日から潜ることになりま
した。

ダイバー4人に船頭・ガイドでぎりぎりという感じの小さなボートに乗り込み出港。
当たり前のことだが「海って青かったんだ」ということを実感するほどの透明度。

グレイエンジェルフィッシュ たくさんいました
ハゼの一種かな?睨みつけられてしまった

スコーラルフィッシュ
クイーンエンジェルフィッシュ、、、だと思う
タツノオトシゴ
地面にへばりついているエイ
形からするとフエダイ科のような・・・

ただこのシーズンは冬と春の境目で海流が入り組み少しハードなダイビングでした。

若干クタクタになりながら、ホテルに向かい、夕食をすませ、そのままベッドでバタンキュー。

翌日は少し早めに起床してセントロに向かう。

朝食をとったセントロのレストラン

朝一番のセントロ

朝からこの光景。メキシコシティではお目にかかれない抜けるような快晴でいやがおうにも
この日のダイビングへの期待が高まりました。

この日は北米、カナダ系4名のダイバーと同乗、でも昨日と同じぐらいの大きさの小船(笑)で
出港。


ブルータンク(またはドクターフィッシュ)
さっきもでてきたグレイエンジェル

フレンチグランド、、かなぁ



群雄も見えたところでいったんエキジット、その後近くの船着場で休む。


埠頭に寝転がっていたらそのまま居眠りをしてしまい、すっかり丸焼け状態になってから
2本目に出発。




この辺も最初は感激したけどだんだん有り難味が
少なくなってきた(笑)

実はエントリー当初こそ落ち着いたダイビングが楽しめたものの、前日同様海流の入れ混じりが
激しく、渦巻状となる(そのため10m先は余裕なのにこっちは逆流に必死に耐えていた・・・)
ガイド本人も予想外だったらしく、急遽エキジットすることになりました。
(エキジット直前に大きなエイも見れたのですが写真に収める余裕はありませんでした・・・)

これも自然相手のレジャーですからいたしかたないこと、安全第一で帰ってきました。



ホテルにもどってからはプライベートビーチやプールサイドでごろごろし、リゾート地を満喫
していました。ここしばらく仕事もハードでしたらかたまにはこんな楽しみをしてもバチは
あたらないでしょう。でも近いうちにまた来たいなと思いながら翌日同地を後にしたのでした。

宿泊したホテル Park Royal Cozumel  http://www.parkroyalcozumel.com/

ダイビングショップ Eco Divers HP  http://www.cozumel-diving.net/ecodivers/
                                Facebook
 http://www.facebook.com/pages/Eco-Divers-Ecology-Diving-Cozumel/62574862026

旅行会社  メキシコ観光さん http://www.pasela.mexicokanko.co.jp/index.htm



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