メキシコに来てあと一月ほどで7年になるのだが、こうしてブログ読み返してみると色々な事に手を出し続けいるなと。
ただその時の、興味や環境〔家族がまだ来ていなかったりとか〕また知りあった友達との共通の趣味とかで休日の過ごし方が大きく異なるものて、決して飽きっぽいということはそんなにないという言い訳はさておき、前回出場した15kmマラソンで痛めた靱帯も一月ほどで何とか治り、次の目標としてハーフマラソンに出ようということを決意したのである。
ただ一人では流石に寂しくなり、休日のたびに10kmマラソンに出場されている先輩を飲み会で口説き落とし、無理やりエントリーさせてしまった。
前回、大会前に二日間連続連続し、しかも直前に14kmも走って結果、右足に痛み抱えて走り切るという自爆行為をした反省で、今回はとにかく無理しない、、という事を意識、例えば二日間連続では走らないとか、あと前週は意識して炭水化物取るとか、前日は大好きな酒は飲まずに早く就寝するとかを心がけ、安全第一で臨んだのであった。
さてこの大会であるが、メキシコ政府保健省が主催するもの。なのでネットでは、国主催イベントなのに参加費取るとは何事だみたいな書き込みが多かったがどこの国でも政府が何かしたら文句を言う人はいるものだ。
ただ、このウェアのデザインと、キットに入っていたクノールスープと乾燥パスタは走りながら飲み食いするわけにもいかずいかがなものかと思ったぞ。
あと親方日の丸なのは共通しているようでゼッケンの事前配布先が案内がほとんどなく、場所管理していた警備員に聞いて始めて分かった次第であった。
さて当日である。スタート一時間まえはまだ日も昇らず、しかも小雨が降っていた。準備中のスポンサーの宣伝ブースで雨宿りさせてもらったが特に文句もなく入れて貰えるのがこの国のいいところ。
少し寒いが日も昇り、雨も幸運にも止み、スタートラインに位置する。国歌斉唱のあとスタート。
意識して最初は抑え気味で走るも前方のランナーを避けているうちにスピードがどうしてもアップしてくる。4kmを過ぎた頃からか、以前よく車で通っていた長い坂道にかかる。もちろん今度は走っているのは自分の、足なので次第にキツくなり、今更ながら「俺は何でこんなアホな事してるんだろう」というネガティヴシンキングで、頭が一杯になった。
結局、5km過ぎでガマンできす、坂道を歩いて上ることになる。
後ろから抜かしていく女性ランナーさん達から頑張れ、と激励、いや怒られながらとりあえず折り返しのある6kmぐらいまで歩いて上る。
その後、上りが長かった分、下りの距離もあったため楽にスピードアップし、タイムを取り戻す。 以降辛かったら無理せず休み、下り傾斜で走る省エネ?戦略に切り替える。〔お世辞にも戦略などと言えるものではないが〕
それでも前回踏破した15km過ぎるとバテ気味になり、ご老人ランナーにも追い抜かされおまけに励まされる、もとい怒られる。
18km過ぎからはもう必死になって完走だけ考えていた。今回はうれしいことに家族もゴール地点で待っていてくれていた。
こうして初のハーフマラソン、終わってみたらタイムも、二時間丁度で普段の流し練習のペースが維持できていた。ただ途中坂道や給水所でのスタミナ切れは反省点で、次回までの課題かなと。しばらくはハーフでのタイム向上を目指し、倍のフルマラソンは当面先にしたい、というか考えられんというのが正直な感想である。
でも駐在中にシティーフルマラソン出たいなあとも夢見ている今日この頃であるのだ。
(おまけ)
今回くだり坂でスピードアップしたせいか、今度は左膝が痛くなる。しばらくまた安静かなとも思っていたが、知り合いの日本食レストラン女性シェフの方からAlka Seltzer を勧められた。水に溶かして飲む錠剤タイプだがなんと2日ほどで痛みが治まってしまった。次から運動する前に飲むとより効果があるとか、、
(おまけ)
今回くだり坂でスピードアップしたせいか、今度は左膝が痛くなる。しばらくまた安静かなとも思っていたが、知り合いの日本食レストラン女性シェフの方からAlka Seltzer を勧められた。水に溶かして飲む錠剤タイプだがなんと2日ほどで痛みが治まってしまった。次から運動する前に飲むとより効果があるとか、、