2011年1月16日日曜日

BOXING観戦 2011年1月-2

SABADO DE BOX TELEVISA  2011年1月15日(土)
WBCシルバーSフライ級 王座戦
Oscar"CEVICHE"IBARRA vs 杉田純一郎
WBCフェザー級王座戦
Dante"CRAZY"Jardon vs Rene"CHIRIZO"Gonzalez  他

1週間前にボクシング見に行って、その翌週に日本人選手が
出場する試合があると聞いていたが2週連続はさすがに土曜日
でも、、、と思っていたのに、なぜかまた見に行くことになったのは
杉田純一郎という日本人選手がアウェイの地で王座に挑むという
不利な場所での勇気ある戦いを見ておきたくなったからだと思う。


 
今回の会場は高級住宅街のポランコ地区にある「JoseCuervoSalon」
前回とは雰囲気が違う(笑)

試合開始前に杉田選手のリング確認と挨拶。当然ブーイング



 熱のある試合が続く


 杉田選手入場時。
メキシコ人試合相手のあだ名"CEVICHE"コールと日本人(少数)の
応援の入り乱れる中、精神統一しながらリングに向かう

黒のトランクスが杉田選手


観客の"Ceviche""Mexico"コールが鳴り響き、杉田優勢時にはブーイングが
起きるなど圧倒的に不利な環境下で冷静に試合運びをし、ロープを背にした
王者になんどかラッシュを叩き込む展開を図る。
12ラウンドまで熱闘の結果、残念ながら判定負けであったが、王者を応援
していたメキシコ人達からも試合終了後、杉田選手へは盛大な拍手と歓声が
かけられる。また私の周りのメキシコ人は杉田選手の勝ちと言ってくれた。



メインイベントのDante"CRAZY"Jardon vs Rene"CHIRIZO"Gonzalez戦。
終始王者のDanteが優位に試合を運ぶも、途中やはりAwayのReneがラッシュを
かけ、王者をグラつかせるなどの展開。結果は判定でDanteの勝利。

7時半開場、8時試合スタートで12時少し前に全試合終了。
いつもながら長丁場だがどの試合も生観戦ならではの迫力があり、
あっという間の4時間であった。


(2011年1月18日追記)
杉田に勝利したIbarraに関する記事

ぎりぎりで勝利したOscar`Cebiche`Ibarra選手に関してメキシコ市ボクシング評議会
は一層トレーニングをするよう強く求めた。
Ibarraは強豪 杉田純一郎選手との試合で12ラウンド全員一致の判定勝ちをしたが
ある委員はこの判定に異議を唱えている。

RafaelHerrera代表は昨日会議の場で、「DanteJardon同様`Cebiche`も困難な相手を
持った。試合で十分な主導権を握っていたとは言いがたい。察しているかどう
かは知らないがある人はこの判定に同意していない」 と述べた。
プロモータrのRicardo Maldondo氏は「すばらしかった。観客は大変盛り上がっていた。
私にとって賞賛に値する」と絶賛した。

Rafael代表はトレーナーのSergioGonzalezにIbarraの調子について質問した際
「体調が悪かった。なぜかは知らないが15日間の間、1日25-30分程度しか
走っていなかった」と回答されたと述べた。

一方、マネジメント代表のPabloGarcioa氏は「ライセンスについていかなる事情が
あっても委員会の同意を尊重すべきだ。」と助言した。
 (後略)

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